
神倉には、新宮・神倉神社のお燈まつりで使われた神事松明の炭を加えてあります。
熊野三山の一つ熊野速玉大社の摂社・神倉神社は、日本書紀に天ノ磐盾と呼ばれたゴトビキ岩がご神体。
ゴトビキとは、ひきがえるのこと。素朴な自然崇拝の原点で、熊野三山の神々が初めて降臨された霊山といわれています。
お燈まつりとは、熊野地方に春を呼ぶ火祭りで、毎年2月6日夜、神倉神社で行われます。境内に、2000人前後の上り子が、白装束に荒縄を胴に巻いたいでたちで、五角錐の松明に御神火を受け、一年の家内安全などを祈願。急峻な538段の石段を駆け下りる奇祭で、その様は、「お燈まつりは男の祭り、山は火の滝くだり竜」と新宮節に唄われています。
熊野を身近に感じていただけたらと思い、このたいまつの炭を加えたオリジナルのお香は、天然成分100%で和漢方薬を使っています。
形は、神倉山のある千穂が峰と熊野三山をイメージしました。玄関やトイレ、気になる部屋、パワーストーンの浄化などに。締め切った部屋などでお香を焚き、しばらくしてから扉を開けることで、すっきりします。香りは、白檀を中心に乳香、桂皮など漢薬9種類を加えたやや甘くてスパイシーな香りです。